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米麹とは何か:日本の発酵食文化に欠かせない米麹について


米麹は日本の食文化に欠かせないものであり、日本酒や発酵調味料など様々なものに使われている。米麹とは一体何か。

米麹とは

白米に「麹菌(こうじきん)」を繁殖させたものを「米麹(こめこうじ)」という。

米麹を作るために必要な「麹菌」とは

ニホンコウジカビ(学名:Aspergillus oryzae)の写真 / By Yulianna.x - Own work, CC BY-SA 4.0

そもそも麹菌とは一体なんだろう?麹菌は「コウジカビ」と言われ、カビ(糸状菌)の仲間に分類される。パンに使われる「酵母」や、食材で使われる「キノコ」と同じく、真菌類に属する生物だ。

生物の分類の中のカビの位置付け

この麹菌の中にも色々な種類があり、東アジアに約200種類の麹菌がいると言われるが(1)、その中の数種類が発酵食品に欠かせないものとなっている。例を以下にあげてみよう。

  • 黄麹菌 (学名:Aspergillus oryzae)ー「味噌」「日本酒」の原料
  • 白麹菌(学名:Aspergillus kawachii)ー「焼酎」の原料
  • 黒麹菌(学名:Aspergillus luchuensis)ー「泡盛」の原料
  • 紅麹菌(学名:Monascus purpureus)ー「豆腐よう」「紅酒」「老酒」の原料
  • カツオブシ菌(学名:Eurotium herbariorum)ー「鰹節」の原料

2006年に日本醸造学会により,日本を代表する微生物「国菌」としても認定されている。

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他にもある「麹(こうじ)」の種類

麹は米麹の他にも「豆麹」や「麦麹」がある。原料となる穀物によって麹の種類が変わる。

米麹は何に使われるのか

米麹が何に使われているのかを見ると、日本の和食文化に欠かせないものであることがわかってくる。

日本酒・甘酒

日本酒の原料は米、米麹、水。日本酒の起源と米作りの起源は古いので、結果米麹も原料として古くから使われていた。米こうじを使った酒造りの最初の記載は、奈良時代の『播磨国風土記』(716 年(霊亀2年))にある。

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甘酒も米麹によって作られる飲み物。

発酵調味料

味噌やみりん、塩麹や醤油麹など様々な発酵調味料にも米麹が使われている。

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参照: (1)ニッポンのコウジ