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欧米豪から外国人スキー客が日本に来る理由


ニセコや白馬に、なぜわざわざオーストラリアや欧米から外国人スキー客がのか?

インバウンドのスキーヤー、スノーボーダーに人気のニセコや白馬。

アジア圏だけではなく、欧米豪のスキーヤー、特にオーストラリア人の間で盛り上がっている。

改めて、なぜ広まったのか、整理。

日本に来る理由

日本に来る理由をまとめると、以下の理由が考えられる。

主にオーストラリアの人がよく来るので、オーストラリア人にとってのメリットも入れた。

  1. 雪質のよさ。JAPOW
  2. 日本独自の文化
  3. 火付け役、インフルエンサーの存在
  4. 費用面(オーストラリア)
  5. 夏にスキーができる(オーストラリア)
  6. 時差が小さい(オーストラリア)
  7. リピーターと口コミ

1.雪質のよさ。JAPOW

https://www.youtube.com/watch?v=oZ6XkhnLwYQ&t=1s

JAPOWという言葉は、パウダー好きなスキーヤー、スノーボーダーにはおなじみかもしれない。

JAPAN+POWDERを掛け合わせた言葉で、日本のパウダースノーの質の良さから、付けられた言葉だ。

アジアからのスキー客は、元々雪がないところからきている人が多いため、初心者が多いが、欧米豪のスキーヤーはガンガン滑る人が多い。

パウダーを楽しみにくる人も多いので、JAPOWはとても重要な要因だ。

YoutubeなどでJAPOWと調べれば、海外のスキーヤー、スノーボーダーが撮影した動画がたくさん出てくる。

日本の雪は、世界でもブランド化しつつある。

2.日本独自の文化

https://www.youtube.com/watch?v=uNN32Ldhc2g

Nimbus Independentのムービー "Compass"より

旅の醍醐味はやはりその土地の文化を体験することだろう。

カナダ、アメリカ、フランス、スイスなど、世界で有名なスキー場はいくつもあるが、日本文化は欧米豪のスキーヤーを強く引きつける。

日本食はもちろん、お寺や神社などの歴史的建造物、東京、京都の街並み、地方にある特色のある文化など、非日常を体験できる場所はたくさんある。

日本文化の特徴をうまく捉えて、スキーと融合させたムービーなども数多く作られている。

3.火付け役、インフルエンサーの存在

元々ポテンシャルのある日本のスキー場だが、日本のスキー場が広まり出したのは、日本からの発信ではなく、外国人の発信が始まりだった。

ニセコの火付け役

オーストラリアとニセコの関わりは1995年より始まる。「ニセコ地域における外国人の観光と投資状況に関する報告書 - 2006年ジェトロ」では下記のように書かれている。

ニセコ地区への来訪については、豪州で旅行業を営む John Morrel(ジョン・モレル)氏が 1990 年代半ば頃から数名単位のスキー客をニセコのスキー場に連れてきていたのが源流である。雪質の素晴らしさが口コミで伝わり、この顧客層は 200~300 名ほどの固定客に育っていった

ニセコ地域における外国人の観光と投資状況に関する報告書 - 2006年ジェトロ

外国人目線でニセコの魅力を発信したからこそ、うまく通じたのかもしれない。

また、オーストラリア人スキーヤーのロス・フィンドレー氏が、1994年にニセコアドベンチャーセンター(NAC)を設立し、夏のアウトドア観光を支える中心的な事業に発展(1)。夏の観光や、冬のスキーリゾート事業の展開にも大きな役割を果たしている。

インフルエンサー

https://www.youtube.com/watch?v=hj7cqpM9P48

ショーンホワイトの日本のパウダーシーン

インフルエンサーが果たす役割も大きい。影響力の大きいスキーヤー、スノーボーダーも日本のパウダーの素晴らしさを紹介している。

上記のムービーはショーンホワイトの日本でのパウダーシーン。

また、白馬で行われてるFreeride World TourでのTravice Riceの投稿。

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Here we GO..! @freerideworldtour competition running today, Friday. Snowboard Men drop first- Booya- 8.30 am Tokyo Time... looking forward to this run! Conditions looking to be mostly POW...

Travis Rice(@travisrice)がシェアした投稿 -

フィンランドのプロスノーボーダー、Antti Auttiは北海道や白馬でなく、新潟県の南魚沼市でパウダーを楽しんでいる。

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Yukiguni short film is out! Through the tunnel into the vast area of snow country. Enjoy the film. Link in bio! 🎞 @iisakkikennila #minamiuonuma #minamiuonumacity #yukiguni #japow #snowboarding

Antti Autti(@anttiautti)がシェアした投稿 -

4.費用面(オーストラリア)

カナダやアメリカのスキー場ではチケット代が100ドル近くするが、日本なら、3500 - 5000円ほどでチケットが購入できる。

また、オーストラリアからすると、距離や為替変動によっても、場合によるとカナダ、アメリカ、ヨーロッパへ行くより、旅費が安くなる。

5.夏にスキーができる(オーストラリア)

南半球に住むオーストラリア人にとっては、夏に質の良いパウダーでスキーができるのも魅力的。

6.時差が少ない(オーストラリア)

オーストラリアから日本の時差は大差がない。負担がないのは嬉しい部分だ。特にスキー、スノーボードをしに来るのであれば、時差ボケなどは避けたい。

7.リピーターと口コミ

ニセコの火付け役の部分で書いたが、初期のニセコは雪質が良いと口コミによって広まり、火がついた。

結局上記の色んな要因で、足を運んできてくれた人が日本のスキー場で良い体験をし、口コミが広まってまたきてくれてるのでは、と思う。

まとめ

以下、なぜ欧米豪のスキーヤーが日本に来るのか、理由をまとめてみた。

  1. 雪質のよさ。JAPOW
  2. 日本独自の文化
  3. 火付け役、インフルエンサーの存在
  4. 費用面(オーストラリア)
  5. 夏にスキーができる(オーストラリア)
  6. 時差が小さい(オーストラリア)
  7. リピーターと口コミ

海外から伝わるフリーライド文化

海外からのスキーヤーが増えることによって、フリーライドの文化にも着実に影響が出ている。

別途フリーライド文化の影響について書いた。

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フリースキーのまとめ記事はこちら。

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